全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長、温家宝首相、全国政治協商会議の賈慶林議長ら中国の指導者は7日、北京の盧溝橋にある中国人民抗日戦争記念館に赴き、この日開幕した中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利60周年を記念する大型展示会を見学しました。
これら指導者たちは、「中国人民は平和を愛している。中国人民が歴史をしっかりと記憶し、過去を忘れないのは平和を大切にし、未来を切り開くためである。愛国主義を中心とする民族の精神と改革刷新を中心とする時代の精神を大いに昂揚し、中華民族の偉大なる復興を実現し、世界の平和と発展を促進するために各民族人民と内外の中国人が奮闘するよう動員しなければならない」と述べました。
この「偉大な勝利」というテーマの展示会には、800点あまりの当時の実物と600枚余りの関連の写真などが展示され、中国人民の日本軍国主義の侵略を打ち負かす歴史的功績と中国人民の抗日戦争が世界反ファシズム戦争で重要な役割を果たしたことなどが紹介されています。
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