国際社会7日イギリスの首都ロンドンで発生した同時テロ事件を相次いで非難しました。
国連安保理事会は7日、第1611号決議を一致して採択し、ロンドンでの同時テロ事件を厳しく非難しました。イギリスで開かれたG8・主要国首脳会議に出席したアナン国連事務総長は、スポークスマンを通じて声明を発表すると共に、会議に参加した各国の指導者と共同声明を発表し、今回の同時テロ事件を厳しく非難しました。
中国外務省の劉建超スポークスマンは、当日「中国は、いかなるテロリズムにも反対し、国際社会と共に、テロ取締り分野における国際的協力を引き続き強化していく」と述べました。
オランダのバルケネンデ首相も当日、このテロ事件を非難する声明を発表し、テロリズム取締りでの協力を強化するようEU・欧州連合と国際社会に呼びかけた上で、「オランダ領内にあるイギリスの目標に対する保護を強化すると共に、国境地区での検査を強化する」と述べました。
このほかEU、NATO・北大西洋条約機構の指導者及びアメリカ、ロシア、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、ポルトガル、チェコ、トルコ、アイランド、フィンランド、オーストラリア、マケドニア、アルバニア、スロベニア、セルビア・モンテネグロ、クロアチア、シンガポール、アルゼンチン、メキシコなどの国の政府も当日それぞれロンドンで発生した同時テロ事件を強く非難しています。
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