中国国家宇宙局の羅格副局長は、2日、北京で、衛星技術分野において、中国はアジア太平洋地域の国々との協力を強化したいと明らかにしました。
これについて、羅格副局長は、「中国、タイ、イランの科学者が共同で研究開発している多目的小型衛星は、来年の下半期に打ち上げられる」と述べ、この衛星は科学実験用衛星で、通信や地球観測を主要な目的としていると説明し、さらに「今後、パキスタン、韓国、バングラデシュ、モンゴルなども、この衛星の応用研究に参与する」と明らかにしました。
このほか、羅格副局長は、「人材育成も今回協力する主な内容である」と強調しました。このほど終了した衛星技術と宇宙器プロジェクト管理の養成コースで、中国の専門家は、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、パキスタン、ベール、タイなど11カ国からの研修生を指導しました。
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