国家知的財産権保護作業グループの主任、商務部副部長の張志剛氏は28日記者会見の席で、今年の1?5月に中国における知的財産権司法保護の刑事裁判、民事裁判と行政裁判に大きな進展を遂げ、裁判所は知財権裁判の役割を十分に発揮し、法律にもとづいて大量の知財権をめぐる案件を判決したことを明らかにした。
張志剛氏によると、今年1?5月に全国の裁判所は知的財産権侵害案件、にせものの生産・販売案件及び違法経営犯罪案件を合計1280件受理し、昨年同期より23.19%増えた。結審した案件は1061件で、昨年同期より28.29%増えた。また、中国における知財権司法保護の民事裁判と行政裁判も大きな進展を遂げた。今年1?5月に、全国の裁判所は知財権の初審民事案件、初審行政案件をそれぞ5135件と266件受理し、昨年同期より48.9%と24.8%増えた。結審した民事案件と行政案件もそれぞれ3076件、83件に達し、昨年同期より36.7%と2.4%増えた。
「チャイナネット」
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