全国人民代表大会常務委員会の盛華仁副委員長は29日北京で、「深刻化している水質汚染という現状を踏まえ、2020年までの中長期水汚染防止計画を制定するほか、これまで21年間実施してきた「水質汚染防止法」にも修正を加える必要がある」と指摘しました。
これは盛華仁副委員長が全人代常務委員会会議で「水質汚染防止法」の履行についての報告の中で述べたものです。
この報告は、「いま、中国の一部水域では、環境整備が進んでいるが、水質の汚染情況は尚も深刻である」と指摘しています。この問題を解決するため、この報告では、汚水処理に必要な資金の調達、民間と海外資本の環境保護産業への介入、工業廃棄水と生活廃棄水の無害化処理を強化、及び水の節約意識を社会で普及などが取り上げられています。(06/29)
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