中国外務省の劉建超スポークスマンは28日、北京での記者会見で、「中日両国財務相が25日行われた会談で、両国の財政分野での協力を強化することを決定した」と述べました。
劉建超スポークスマンは、中日両国首脳のジャカルタ会合の際、胡錦涛国家主席の打ち立てた中日関係の健全で、安定的な発展を目指した「五つの主張」を具現化するため、中国の金人慶財政相と日本の谷垣禎一財務相はASEM・第六回アジア欧州会議の財務相会議が中国で開催される際、天津で会談を行ったと語りました。
劉建超スポークスマンは、さらに、「中日両国が財政金融問題で協力を一層推し進め、アジア地区と世界の経済繁栄を促進するため、双方の財務相は、両国財務省の協力を強め、中日財政対話メカニズムの構築を積極的に検討することを表明しあった。双方はまた、第一回閣僚級会談が早期に行われることを希望した。双方のスタッフは今回会議終了後の具体的事柄について、さらに踏み込んだ協議を進める」と述べました。
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