国務院の黄菊副総理(中国共産党中央政治局常務委員)は20日、日本・自民党の加藤紘一元幹事長と人民大会堂で会見した。黄副総理は会見の中で次のように述べた。
中日関係の発展には、両国の人民の2千年以上にわたる友好交流の伝統を継承する必要があるとともに、日本軍国主義の対外侵略戦争の教訓を真剣に汲み取る必要がある。戦略的視点と長期的視点から両国の関係の把握と対処を行い、中日共同声明など3つの重要文書の原則と精神を厳密に順守し、胡錦濤主席が提起した中日関係発展に関する5つの主張を実際の行動で実行し、対話と話し合いによって相互の立場の相違を適切に解決し、両国の各分野での利益共有と協力を拡大することを堅持しさえすれば、中日関係は当面の困難を克服し、健全かつ安定した発展の道を進むことができると、中国は信じている。
中国共産党は日本の各主要政党や政治家との交流を非常に重視する。われわれは加藤元幹事長など日本の政治家が両国の関係改善のために行った努力を称賛する。各位が引き続き努力し、新たな貢献をするよう願う。(編集SN)
「人民網日本語版」
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