中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は、20日、北京で、チリのロメロ上院議長と会見し、「中国はチリとともに努力して、両国の全面的なパートナーシップを推し進めていきたい」と強調しました。
席上、呉邦国委員長は、「中国との関係発展で、チリは一貫してラテンアメリカ諸国の先頭に立っている。国交樹立35年来、両国の関係発展はよく、現在発展の新しい時期を迎えている」と述べました。そして、ロメロ議長が提案したチリ議会と中国全人代との交流メカニズムの確立に対して、呉邦国委員長は高く評価し、「中国全人代はチリ議会とのハイレベルの訪問をさらに維持していき、両国関係に新しい活力を注ぐため、双方の交流を強めていきたい」と述べました。
これに対して、ロメロ議長は、今回の訪問の目的は、双方の各分野ですでに結ばれた友好関係の新たな発展を図ることにあると示した後、「両国の立法機構間の交流と協力を強化し、両国関係の全面的な発展のために貢献していきたい」との考えを示しました。
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