朝鮮の最高指導者キム・ジョンイル(金正日)氏が17日ピョンヤンで、韓国の チョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相と会見しました。
韓国高官によりますと、キム・ジョンイル氏は始めにチョン・ドンヨン統一相と単独会談を行いましたが、席上、チョン・ドンヨン統一相は韓国のノ・ムヒョン大統領からの挨拶を伝えました。ノ・ムヒョン大統領はその挨拶で、「もし、朝鮮側が、朝鮮半島の核問題で"戦略的選択"をすれば、韓国側は朝鮮側に大規模な援助を提供する」としています。
その後、キム・ジョンイル氏は、チョン・ドンヨン統一相を含む多数の韓国政府代表団のメンバーと昼食を共にし、会見は前後5時間半に達したということです。
チョン・ドンヨン統一相は、朝韓首脳会議5周年の記念活動に参加するため朝鮮を訪れたもので、今回の会見は予定にはなく、韓国側は、関連事項は17日朝に朝鮮側から突然通知があったものだと語っています。
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