WTO・世界貿易機関は6日、アメリカがメキシコに大使行っていた反ダンピング訴訟について判定を下し、メキシコがアメリカから輸入する牛肉と米に対して反ダンピング措置を実施したことは国際的な貿易原則に違反していると認めました。
今回の紛争はメキシコが2000年4月と2002年6月にそれぞれ、アメリカの牛肉と米に対して反ダンピング税を徴収したことによって発生したものです。2003年、アメリカはWTOにメキシコを起訴していました。
WTOの裁決報告は6日に正式に発表されましたが、その裁決結果は先月すでにアメリカとメキシコ双方に通告されており、メキシコ側はそれに対し「上訴する」と表明しています。
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