北京市環境保護局は5日、「2004年北京市環境保護状況広報」を発表しました。
それによりますと、去年、北京市が環境保護に投入した資金は141億元に達し、年間国内総生産の3.3%を占めています。
北京市環境保護局の杜少中副局長は、「北京市は大気汚染の防止を重点として、環境汚染の防止と生態保護活動を全面的に推し進めている」としました。統計によりますと、去年、北京市市内では、空気の二酸化イオウの含有量は初めて国家が定めた大気二級基準の以下に下がり、都心部の緑化カバー率も41.8%まで上がっています。
杜少中副局長はさらに、「北京市の環境保全活動は安定した発展ぶりを呈していますが、燃料としての石炭の大量使用や、自動車保有台数の急増などの原因で、北京市の環境保護は依然として厳しい課題である」と話しています。
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