国家エネルギー指導グループは2日北京で、設立後初の会議を開き、今年度と来年度のエネルギー活動を配置し、各政府部門にエネルギー活動これまで以上に顕著な戦略的地位に置くことをことを求めています。

　当日の会議は、国家エネルギー指導グループの責任者でもある温家宝首相が主催しましたが、温家宝首相は席上、「エネルギー問題は中国の経済発展、社会安定と国の安全にかかわる重要な戦略的問題である」と強調しました。

　この会議はこの一時期におけるエネルギー活動の配置について、エネルギーの戦略的研究を深めること、エネルギーの発展計画を制定し、それを健全かさせること、石炭、電力、石油、天然ガスなどエネルギープロジェクトの健全、かつ段取りを追った発展を推進していくこと、原子力発電、風力発電、太陽エネルギーなど新エネルギーと再生可能エネルギーを発展させること、また省エネ政策を全面的に展開していくことを関係部門に求めています。