EU ・欧州連合の25の加盟国の内相と法相は2日、ルクセンブルクでフランスとドイツと接する国境地帯にある小町シェンケンで、「シェンケン協定」調印20周年を記念する式典を行いました。

　EU輪番議長国のルクセンブルクの　フリーデン法相は談話を発表し、「『シェンケン協定』は欧州人民の生活に極めて大きな便宜をもたらした。」と述べました。

　欧州委員会のフラッティーニ副委員長その講演の中で「『シェンケン協定』はEU 加盟国間の自由的な人的交流を実現させた」と述べました。

　『シェンケン協定』は1995年に公式に発効し、調印国の国民に対する出入国審査をせず、如何なる国のビザをもつ外国人も同じ待遇を享受できると規定しています。EUの15の加盟国のうち、現在、イギリスとフランスだけがこの協定に加入していません