ヨルダンのアブドラ国王は1日、アンマンで、「もしパレスチナ・イスラエル紛争が全面、公正、永久的に解決されなければ、中東地域の発展と繁栄を阻害することになるだろう」と指摘しました。

　これは、アブドラ国王がヨルダンを訪問中のアメリカ議会代表団と会見した際述べたものです。アブドラ国王は、「中東地域で和平と安定を実現させることより、初めてこの地域の国家と人民が未来に希望を満たすことができる。パレスチナとイスラエル双方は中東和平『ロードマップ』計画を確実に履行し、アメリカと国際社会の援助と支持の下でイスラエルと平和共存で独立したパレスチナ国家を樹立しなければならない」と強調しました。