中国外務省の孔泉スポークスマンは31日、北京で開かれた定例記者会見で記者の質問に答えた際、まもなく行われる中国、ロシア、インド3ヶ国外相の非公式会合は重要な意義を持っていると述べました。

　報道によりますと、今回の外相会合は来月2日、ロシアの極東都市のウラジオストクで開かれることになります。孔泉スポークスマンは、今回の会合について、「中国とロシア、中国とインドの関係はいずれも良いものであり、この二つの国との各分野における協力も順調に発展している。中国、ロシアとインド3ヶ国は、国際関係の民主化を促進することや、世界の平和と安定を維持すること、及び各国の共同発展を推し進めることで共通或いは似たような見方を数多く持っている。今回の外相会合を通して、三国の相互理解が更に深められ、重大な国際問題での立場も協調されるだろう。これは世界の平和と発展を維持する面で重要な意義を持っている」と語りました。