ロシアとグルジア双方は30日それぞれ当日グルジア領内の軍事基地撤収問題で合意したことを高く評価しました。
グルジアのサーカシビリ大統領はトビリシでの記者会見で、「ロシアとグルジア双方がグルジア領内の軍事基地撤収問題で合意したことは歴史的な意義を持つ事柄で、これは双方の利益に符合するものである。この問題の解決は、両国関係の緊張緩和にプラスとなる」と述べています。
グルジアのズラビシビリ外相はモスクワで、「グルジア領内の軍事基地撤収問題で合意したことは、両国がまもなく両国関係枠組み条約に調印することに役立つものである」と強調しました。
ロシアのラブロフ外相は、「この合意は、双方の関係発展にとって有利である」との見解を示しました。
グルジア領内の軍事基地撤収問題の合意を受けて、グルジアのバラミゼ国務相は当日、「今年の3月10日にグルジア議会で可決されたロシア軍事基地についての決議の実施が自動的に停止する」と発表しました。
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