イギリスの新聞「ザ・オブザーバー」は29日、イラクのアジズ前副首相が書いたと見られる手紙などを公開しましたが、アジズ前首相は、その手紙で「悲惨な情況」から救出してほしいと求めていることを明らかにしました。
これらの手紙などで、アジズ前副首相は、「自分と一部の囚人は『潔白』であるにも関わらず、不当に拘束されている。これは国際法、「ジュネーブ条約」およびイラク法律に違反している」と非難し、国際社会がこれに関与するよう呼びかけているとのことです。
アジズ前副首相はバグダッド付近にあるアメリカ軍刑務所に拘束されていていますが、彼はサダム政権時代、副首相のほか、外相も兼務しており、2003年4月にアメリカ軍に自首したものです。
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