ロシア外務省は29日声明を発表し、「国際社会が核拡散防止分野で直面している新たなチャレンジは、『核拡散防止条約』の実施を踏まえ解決できる。ロシアは、この条約の締約国が担う義務を切実に履行することを主張する」と強調しました。
この声明は、「最近ニューヨークの国連本部で開かれた第7回『核拡散防止条約』審議会議は、この条約実施以来の軍縮、核拡散防止、核エネルギーの平和利用などに対して客観的、かつ詳しい分析を行った。今回会議に参加した代表団の発言と提出された関係文書が証明しているように、この条約は依然として有効であり、この条約を一層普及させる必要がある」と述べました。
国連本部で開かれた第7回『核拡散防止条約』の審議会議は27日閉幕しましたが、会議に参加した締約国の代表は、この条約の一層強化については共通の認識に達することはできませんでした。
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