中国の新聞［人民日報］は28日、署名入りの記事を掲載し、二人の日本政府要人が2日前、日本のA級戦犯の罪を逃れる言論を発表したことを非難し「この二人の日本政府要人のデタラメな言論は国際正義に対する公然たる挑発だ」と非難しています。

　この記事は極東国際軍事法廷の歴史を振り返り「日本A 級戦犯に対する極東国際軍事法廷の裁判は正義が非正義に対し、侵略を受けた方が侵略者に対し、被害者が加害者に対する裁判であり、　反ファシズム陣営のファシズムに対する裁判でもある。国際社会は如何なる人もこの公正な裁判結果を覆そうとすることを許さない。極東国際軍事裁法廷の裁判したA 級戦犯は大きな罪を犯した歴史の罪人だ。これはすでに国際常識となった。しかし、日本の政府要人はA級戦犯が日本国内ですでに罪人ではないと発表した。これは日本の基準による罪人は国際基準と大いに違うことを意味している。その言論は孤立したものではなく、偶然的なものでもない。歴史問題で、日本側にはよくデタラメを言い、戦争被害国の国民の感情を絶えず、傷つけているものがいる」と指摘しました。