中国国家民族事務委員会が明らかにしたところによりますと、中国西部大開発戦略が実施されて5年来、少数民族地区の総生産値の年平均伸び率は10%となり、経済発展のレベルが新たな段階に引き上げられたということです。
中国少数民族地区は、その多くが経済が立ち遅れている地区で、西部大開発範囲に属する少数民族地区の総面積は、国土面積の半分以上を占めています。
伝えられるところによりますと、西部大開発戦略は、中国の少数民族にとって新たな発展のチャンスとなっています。この5年来、政府は、西部地区で60件の重大建設プロジェクトに新らたに着工し、その投資総額は約8500億元に達しました。投資と工業生産を強力に推進した結果、西部民族地区の経済は急速に発展すると共に、民族地区の人々の収入レベルもそれに応じて高まったということです。
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