中国の都市部の災害防止と被害軽減について話し合う国際フォーラムは25日北京で行われました。フォーラムに参加した中国国家災害軽減センター責任者の王振耀氏は、「中国は自然災害による被害を最小限に食い止めるため、自然災害に備えた応急システムの整備を引き続き促していく」と表明しました。
王振耀氏はさらに「中国は今後の災害救援活動の中で、科学的な手段をより多く取り入れ、被災状況や救援活動の情報化を図り、観測と予報のレベルを高め、救援の資金や物資、人員の保障に力を入れ、人民の災害防止意識の向上の教育を強めていく」と述べました。
伝えられるところによりますと、今回の国際フォーラムは二日間の予定で行われ、「災害防止・被害軽減が人類の共通の課題」をテーマとしています。
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