日本を訪問している中国国務院の呉儀副首相は23日、当日午後に行う予定の小泉純一郎首相との会談を取り消し、計画を繰り上げて帰国することになりました。
日本の新聞「読売新聞」によりますと、日本の細田博之官房長官は当日の記者会見で、「日本側は23日朝に中国側の通知を受け取った」と述べました。しかし、今回の会談の取り消しが小泉首相がこのほど靖国神社へ引き続き参拝することを表明したこととつながるのかどうかについては否定しています。
23日の早い時間、呉儀副首相は日本衆議院の河野洋平議長と会見し、その後、日本経団連が主催した昼食会に出席しました。呉儀副首相は席上、「中日両国が共に努力して両国関係を発展させることは非常に重要である」と述べました。
呉儀副首相は17日に日本の名古屋に着き、1週間に亘る訪問を始めたものです。
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