中国の中央銀行である中国人民銀行の周小川総裁は17日、北京で開かれている『フォーチュン』世界フォーラムの席上、中国銀行の質は改革の中で絶えず向上している」と述べました。

　周小川総裁は、「ここ数年、中国銀行業は、何回かに亘る大きな改革を行い、最近、三つの大型国有商業銀行である中国銀行、中国建設銀行及び中国工商銀行が資本構成の改革を行った。これらの改革は満足して受け止められている。次の段階では中国は120行の都市商業銀行に対する改革を行い、７０％の都市商業銀行が資本の再構成を行うことになる」と述べました。