アメリカ国務省のパウチャー・スポークスマンは16日、ワシントンでの記者会見で、アメリカは10ヶ月中断された朝鮮と韓国との次官級作業会談の再開に歓迎の意を示し、朝鮮半島の核問題の平和解決を目指す6ヶ国協議に復帰するよう朝鮮に呼びかけました。
パウチャー・スポークスマンはその際「今回の会談では、主に、朝鮮への韓国からの化学肥料援助の問題を討議するが、韓国がこのチャンスを逃さず、朝鮮の6ヶ国協議への復帰を促そうとしていることを注目している」と述べました。
朝韓両国は16日から、朝鮮南部のケソン(開城)で次官級作業会談を行なっていますが、韓国側はこれを契機に双方の閣僚級会談、経済協力促進委員会会議、将軍クラス会談、赤十字会会談のそれぞれの開催及び南北離散家族の再会を促進しようとしています。
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