中国長春映画祭

　中国長春映画祭は1992年に創設され、中国の国家ラジオ・映画・テレビ総局の認可を経て、2年ごとに一回に開催される国際的な国クラスの映画祭である。国家ラジオ・映画・テレビ総局、吉林省人民政府、長春市人民政府の主催によるもの。映画祭は、友誼、交流、発展を旨とする。

中国珠海映画祭

　中国珠海映画祭は1994年に創設され、珠海市人民政府の主催によるもの。もとの名前は「中国珠海海峡両岸および香港映画祭」であったが、1996年の第二回から現在の名前に変更した。この映画祭は大陸部と台湾、香港、澳門地区の映画業界との交流と協力を強めるのを旨とし、そして、海峡両岸の四つの地区という範囲を超え、華人が主要な創作を担当する内外の映画の評議をも受け入れ、「国際中国語映画祭」の目標に向かって歩き出している。

上海国際映画祭

　上海国際映画祭は1993年に設立され、二年ごとに開催れる。上海市人民政府の主催による。主に試合映画、非試合映画、さまざまな映画の展示会、芸術シンポジウムと映画ビジネスからなる。

中国北京大学生映画祭

　中国北京大学生映画祭は1993年に設立され、?年の4月20日から5月4日まで開催される。その権威性は映画業界の人々にも認められ、中国映画業界での国際レベルの賞とされる。「青春激情、学術的品位、文化意識」を旨とし、最終的受賞者が大学生によって評価され、選出されることになっている。この映画祭の主な拠点は通常清華大学と北京師範大学、北京大学である。

中国香港映画金像賞

　中国香港映画金像賞は1982年に『映画双週刊』によって創設された。これは『映画双週刊』の毎年評論者による映画トップテンの選出イベントの拡大と続きである。最初の年は、十の中国語および外国語映画賞と五つの賞しかなかったが、その後毎年少しずつ増えるので、第17回香港映画祭から、16の賞が設立されるようになった。これは香港映画業界で最も権威のある映画イベントであり、「香港アカデミー賞」ともよばれている。

中国台湾映画金馬賞

　金馬賞は台湾が中国語映画のプロデューサー事業を促進するため、優れた中国語映画と優れた映画作業者に提供した奨励である。この賞は1962年に発足し、台湾映画事業発展基金会にスポンサーされ、毎年に一回（1968、1974年にいったん中止）開催するものである。主な選抜の対象は台湾映画であり、後に香港映画にも拡大し、90年代に大陸部の映画をも選抜の範囲に入れた。今、世界の中国語映画の評議・選出の賞となっている。

中国映画金鶏賞

　この賞は中国の旧暦酉年の1981年に設立された。中国映画家協会の主催による、映画芸術家、映画評論家が評議・選出に携わる専門的な映画賞である。カップは鶏が朝啼くというデザインで、百家争鳴を象徴しており、同時に映画作業者が努力するのを激励する意味をも含める。一年ごとに一回選出される。

大衆映画百花賞

　この賞は1962年に設立され、1964年にいったん中止し、1980年に回復したものである。これは中国映画家協会所属の『大衆映画』雑誌社の主催によって、観衆の投票によって形成した民衆の映画賞である。百花をもって映画業界の繁栄を象徴し、映画作業者が民衆のためにより良い映画を作り出すよう励ます意味が込められる。この賞は一年ごとに一回選出される。

中国映画華表賞

　中国映画華表賞は中国映画の最高の栄誉であり、そのカップは北京天安門の前の華表のデザインを採用する。毎年、国家ラジオ・映画・テレビ総局が前年度に完成したさまざまな映画について評議を行うことになっている。その前身は文化部優秀映画賞である。1957年に始め、その後22年も中止した後、1979年から引き続き評議・選出を行うことになり、一年に一回である。

中国映画童牛賞

　中国映画童牛賞は全国の四大映画賞の一つであり、すぐれた子供と少年向けの映画を奨励し、優れた成績のある子供と少年の映画作業者のために設立されたものである。1985年、国家ラジオ・映画・テレビ総局、教育部、文化部、全国婦女連合会、共青団中央の依頼を受け、中国児童少年映画学会が中国映画童牛賞を設立した。その旨は中国の子供と少年向けの映画のレベルを次第に高めることである。「チャイナネット」