アジアで活動する人気アーティストを招き、毎年開催される台湾最大の音楽イベントで、台湾音楽界のグラミー賞といわれる金曲奨(Golden Melody Awards)の授賞式は10日夜、台北アリーナで行われました。最も注目されている最優秀歌手賞は、台湾の王力宏(ワン・リーホン)とシンガポールの蔡健雅(タニヤ・チュン)がそれぞれ受賞しているということです。ワン・リーホンにとって、同賞2度目の受賞ですが、久々の受賞ということで、本人は「自分が成長した。今後は歌手として学ぶべきことがまだたくさんある」と謙虚な態度を示しています。一方、4度ノミネートされ、初受賞したタニヤ・チュンは有頂天になって、親友のステファニーと3回キス。
当日の授賞式では、人気パーソナリティの陶晶瑩(タオ・ジンイン)と小S(徐熙[女弟])が司会を務め、張学友(ジャッキー・チュン)、陳奕迅(イーソン・チェン)、莫文蔚(カレン・モク)、張惠妹(アメイ)、孫燕姿(ステファニー・スン)など香港、台湾、韓国、日本からの人気歌手が勢ぞろい。
中でも、韓国の人気歌手・カンタと台湾の人気グループ「F4」のメンバー・バネス・ウー(呉建豪)が結成したユニット「カンタ&バネス」もゲストとして出演し、最近リリースした新曲「スキャンダル」の中国語バージョンを初披露しました。また、「カンタ&バネス」のファーストアルバムは16日、台湾・中国・タイ・マレーシア・フィリピン・シンガポールなどアジア8カ国や地域で同時発売される予定です。関係者によりますと、今後は同ユニットでアジア市場に本格的に進出する計画だということです。
(編集:コオリ・ミン)
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