中国では、春節、所謂旧正月は7日間の連休がありますので、休暇を利用して映画館に行く人は普段より多いです。お正月映画を見ることは既に中国人が春節を過す一つ重要な娯楽になりました。
ここ数年、バレンタインデーは中国の若者から注目されています。この日に夕食をしてから映画館に行くカップルはとても多いです。そのため、バレンタインデーに上映の映画は普段の倍以上になっています。
今年、合わせて8本のお正月映画やバレンタインデー映画が一般公開しますが。なかなか賑やかですね。そのうち、周迅と陳坤の共演する『鴛鴦蝴蝶(鴛鴦と蝶々)』と、?薇と陸毅の共演する『情人結(恋人紐)』が一番話題を呼んでいます。
『鴛鴦蝴蝶(鴛鴦と蝶々)』
【シナリオ】:
周迅演じる小語と陳坤演じる阿秦はある偶然的なチャンスでめぐり合い、恋に落ちました。しかし、彼らはそれぞれ婚約者と彼女を持っています。
道徳と激情の矛盾の渦の中にもがく2人、自分の心に忠実でいられるのか、現実の辛さに歩み寄るのか……
愛にはロマンチックのほか、責任も妥協もあります。愛はいったい簡単なのか、それとも複雑なのか、小語と阿秦がどのように答えるのでしょうか。
ラブロマンス映画なのに、なんかちょっと切なさが感じられますね。
【レビュー】:
「この映画を見て恋人たちは何か悟りが感じられ、もっと真面目に愛に向うよう」と監督の厳浩はコメントしてくれました。そして、タイトルの鴛鴦と蝶々は中国人にとって、いずれもカップルのシンボルです。厳浩監督は世界の恋人たちが皆真の愛を得る願いを込めているのでしょう。
この作品は若手アイドル周迅と陳坤の『小さなお針子』以来の再度の共演ですね。この2人はまた人々にどんな喜びを与えるのか、楽しみですね。
『鴛鴦蝴蝶(鴛鴦と蝶々)』の主題歌は厳浩監督の息子、新人歌手の厳羚の歌ったものです。
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