2月の番組ゲスト。中国『キャンパス音楽』の代表ユニット。
キャンパス音楽は中国大学のキャンパス文化の一つで、民謡のジャンルに属しています。水木年華は1999年に結成した2人組で、メンバーは?庚戌と繆傑です。2人とも中国の名門大学、清華大学の出身です。母校の清華大学のことを聞いたら、水木年華も感情を込めて次のようにコメントしてくれました。
「我々は清華大学にいろいろと教わったような気がします。第一は、自信です。清華大学の雰囲気は私たちの音楽創作の源です。清華大学の学生はみんな頭がよくて、勤勉だと人々に言われていますが、私たちは清華大学の学生の勤勉さを忘れず、歌手として引き続き頑張りたいと思います」
清華大学で4年間の学生生活を送った水木年華は普通のアーティストより、文化的な雰囲気が漂っていますね。一流大学で勉強し、生活した体験があったからこそ、彼らの作品は著しいキャンパス音楽のマークが付いています。そのため、中国の大学生や若者に人気を呼んでいます。
キャンパス音楽はキャンパス文化の一つです。中国独特の民謡とも言えるでしょう。キャンパス文化はこれからも続くもので、民謡も生命力の強いものです。キャンパス文化と民謡の融合した結晶であるキャンパス音楽は中国音楽の一面を表しています。
キャンパス文化から生まれたキャンパス音楽は普通の民謡とは違っていますね。また、水木年華のニューアルバム『70・80』はキャンパス音楽のほか、ロックにもチャレンジしました。
収録曲の「Dancing in The Raining」はかなりロックの雰囲気が溢れています。
ニューアルバムの『70・80』は70年代と80年代に生まれた人々に作ったアルバムです。キャンパス音楽とロックを融合したこのアルバムは、水木年華がキャンパス音楽の民謡歌手からロックバンドへの変身を宣言しています。
バンドの発展につれて、「単一の音楽ジャンルに拘らず、いろいろと多くの音楽ジャンルにチャレンジして、清華大学出身の文化性と音楽性を調和して歌いたい」と、水木年華はバンドのコンセプトを語ってくれました。
水木年華は日本の音楽にも結構詳しいようです。
「私たちはよく日本の音楽を聞いています。X?Japanや、L'Arc-en-CielやGlay、Lunaseaなど、いずれも好きです。また、「未来へ」を歌った民謡ユニットKiroroも大好きです。最近、サザンオールスターのニューアルバムを買ったばかりですが、日本の音楽は欧米音楽の優れたところを速やかに汲み入れていますので、アジア音楽界の先端を走っていますね。
日本へ行ったことはまだないのに、水木年華は日本の音楽を良く知っていますね。また、これからの活躍について水木年華はいろいろと計画しています。日本への進出も視野に入っているみたいです。
「これから私たちは絶えず努力していろいろ素敵な音楽を作り出したいと思います。私たちの音楽は時間の流れと共に生きていけるような作品だと確信しています。10年を経ってもこの舞台に立って、みんなに歌いたい。この番組を通じて、私たちの音楽を聴いていただいた日本人のリスナーにも感謝を申し上げたいと思います」。
今日の番組は2月5日の<エンタメ・ウイークエンド>でオンエアする予定です。
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