四川大地震の発生から1週間が経った19日午後2時28分、中国全土では、人々が3分間の黙祷をし、犠牲者の冥福を祈りました。自動車、列車、船舶が一斉に汽笛や警笛を鳴らし、サイレンが響き渡りました。翌日の20日、中国のウェブサイト「猫撲(MOP)」は全国のインターネットユーザーを対象にアンケート調査を行い、「黙とうの3分間、あなたはどこで何を考えていたか」と尋ねました。以下に、その答えをご紹介します。
「泣いていた」
「遠くの汽笛を聞いていた」
「西安では、自動車は全部道端に止まった。運転手は車を出て、クラクションのボタンを押していながら頭を下げた。3分間、時間が止まったようだ」
「同僚と一緒に席を立って黙祷した。頭が空っぽになっていた」
「心の中で『中国頑張れ!四川頑張れ』と叫んでいた」
「生存の意味を考えていた」
「その瞬間、中国人でよかったと思った」
「国歌を流して涙していた」
「アメリカのサンフランシスコから中国の家族に電話をかけ、受話器の中から汽笛を聞きながら黙祷をしていた」
「この3分間、中国の13億人は気持ちが同じだろうと思っていた」
「発熱して寝ていたが、午後2時28分、頑張って立ち上がって、全国の皆さんと一緒に黙祷した」
「教室の中にいた。クラス皆で起立して黙祷した。涙した人が多かった」
「まわりの人を大事にして、愛する人といつまでもいたいと思った」
「晴れている天津だが、心の中は雨だった」
「天津発、邯鄲向きの列車にいた。車内放送から黙祷の時間が知らされ、乗客は全部席を立った。黙祷しない人もいるだろうと思っていたが、完全に間違った。恥ずかしい」
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