眠ろうと思ってもなかなか寝つけないというのはよくある話です。現在、各種の治療薬や漢方薬を入れた枕などのほか、マッサージも流行っていますが、すべての人に適するわけではありません。漢方医がすすめる食事療法は不眠治療で優れた面があります。そのうちの一つにラン科の植物オニノヤガラとキノコの一種マツホドの五目ご飯があります。この五目のご飯を毎日一杯ずつ食べるとより良い効果があるとされています。
この五目ご飯に必要な材料:
オニノヤガラ5グラム、マツホド10グラム、干したユリ10グラム、ウルチ米100グラム、鶏肉25グラム、たけのこ50グラム、ニンジン50グラム、シイタケ2個。
作り方:
一、オニノヤガラ、マツホド、干したユリを冷たい水に1時間浸します。同時に鶏肉やニンジン、シイタケ、たけのこをそれぞれ賽の目に切ってください。
二、オニノヤガラとマツホドを鍋に入れ、約800グラムの水を加えて強火にかけ、沸騰してからとろ火にして20分煮込みます。煮込んだ後オニノヤガラを取りだし、茯苓とその汁を鍋の中に残します。
三、といでおいたウルチ米をその汁の中にあけて強火で沸騰させ、それからとろ火にして20分煮込みます。
四、さいの目に切ったシイタケ、ニンジン、たけのこ、鶏肉を入れて適量の塩を加えて20分煮込みます。
これで出来上がります。
専門家によりますと、マツホドは精神を安定させる役割があります。オニノヤガラと一緒に使えば、不眠の改善効果はさらにいいということです。(訳:玉華)
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