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北京の話題:北京在住の日本人を支えるサービスー就職紹介業
   2006-05-18 15:27:05    cri
 中国と日本の、経済的・文化的な結びつきが強まる中、北京で暮らす日本人の数が年々増え続けています(2004年の時点でおよそ7600人)。留学や仕事など滞在理由はさまざまですが、外務省によると、北京は上海・香港に続き3番目に日本人が多い街なのだそうです。

 ところで、北京にいる日本人留学生のなかには、中国語の能力を活かしたいと、中国での就職を考える人も少なくありません。また、すでに就職していても、よりよい条件の会社があれば転職したいと考える人も多いようです。しかし、個人で就職活動をしようにも、情報が少なくなかなか難しいのが現状です。そこで、ここ数年、北京には就職紹介サービスを行う会社が次々と現れ、情報提供や就職サポートを行っています。

 北京にある就職紹介サービス会社のひとつ「金之橋人材紹介」は、昨年7月に設立されたばかりです。事務所は当初、大連とシンセンの2箇所でしたが、今年3月、新たに北京事務所をオープンしました。今回は、北京事務所の営業部長・六本木一郎さんにお話を伺いました。

Q.主な業務内容は?

A.中国語のできる日本人、日本語のできる中国人を、中国現地の日系企業へ紹介すること。

Q.なぜ、事務所開設に、大連・シンセン・北京の3都市を選んだ?

A.大連は、日本語教育に力を入れている東北地方の地域性もあり、日本語のできる中国人人材が豊富。また、開発区もあり、日系企業が進出している。シンセンは、日系企業が、近年すさまじく進出。特にトヨタ、ホンダなどの自動車関連工場。北京は中国の首都であり、学園都市でもある。日本人・中国人の有能な人材が多い。

Q.就職紹介サービスを受けるには?

A.まずは求職者登録が必要。登録すれば、企業の採用情報紹介や、中国就職における待遇・各種保険・ビザなどについて相談が受けられる。希望とマッチする仕事があれば、金之橋から連絡。就職の意志が確認できれば、履歴書を企業に提出し、面接へ。相談料は一切無料。

Q.就職紹介サービスへの登録者数は多い?

A.金之橋の場合、登録者は、日本人と中国人を合わせおよそ800人。

Q.登録者の就職率は?

A.登録したら必ず就職できるというものではない。早めに、積極的な就職活動を行った人のほうが、希望の仕事に就ける可能性は高い。また、日本人であれば、中国語が出来ることが大前提となる(中国語能力試験HSK6級以上が望ましい)。

Q.中国語ができる日本人、日本語ができる中国人人材は求められている?

A.3年後には北京オリンピック、5年後には上海万博がある。日本と中国の、経済面での結びつきが強まるなか、こうした人材は日に日に必要とされるようになっている。

Q.こうした人材は足りている?

A.地域によって違う。南方は、メーカーなどの日系企業がたくさん進出しているが、その管理や営業に携わる日本人スタッフがまだ不足している。北方は、大学も多く有能な人材はたくさんいるが、就職先が少ないのが現状。最近では、北方の大学で学び、南方で就職するケースが増えている。

Q.日本人の中国での就職傾向は?

A.男性は営業・工場の管理など、女性は通訳・翻訳・日本語教師などに人気が集まっている。

<会場>西郊賓館3階 大会議室(北京市海淀区北京語言大学北側)

<問合>金之橋人材紹介北京事務所(北京市海淀区西郊賓館4号楼M1)

    電話/FAX  010?6231?8200

    メール  info@asia.effct.to

ホームページ  http://asia.effect.to/ren.html

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