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就職戦線、大卒が役場に就職-3
   2006-03-13 16:42:01    cri

 掛甲裕村から30キロ離れた硝子台村で、大卒の村長助手である宋小娜さんは、村人にコンピューターの操作を教えています。宋さんは、「落ち着いて、ここで一生懸命頑張りたい。今では、この村に溶け込んで、これまでの成績を光栄に思う」と言った後、「ここに来て、精神面で随分成長してきたと思う。また、能力も大きく伸びた。これまでの成績を見て、本当に誇りに思っている。村人の生活が改善されたことを見て、とても嬉しい」と話してくれました。

 実際、胡さんや宋さんのような大学生は農村で頑張って、自分の夢や人生の価値を見出しています。中国農業大学がこのほど、実施した調査によりますと、農村に就職した大学生の8割以上が農村に来て仕事をすることを後悔していないことが分かりました。

 大学生が農村に就職することは地元の農民にとって非常にいいことです。河南省のある村では、大学生は農民に肥料の科学的な撒き方を教えたため、地元農民は野菜畑1ヘクタールで、前より1万5千元以上純収入が増えました。また、先ほども紹介した硝子台村で、宋さんは村人を率いて、「農家楽」という農家の生活を体験する観光プロジェクトを行い、村人は自分の家、鳥や家鴨などの家禽、自分の植えた野菜や果物などを利用して、お金を稼ぎました。これについて、村人の範徳福さんは、「宋小娜さんのおかげで、私の農家楽旅館が2005年9月からオープンした。お客さんはどんどん増えて、そのうち遠いのは、イギリス、韓国、台湾の人もいるんだ。最も多いのは北京市内の人だ。今の収入はいうまでもなく、田畑をやるよりは多い。私は彼女に非常に感謝したい。お金を稼いだみんなを代表して、宋さんに感謝する。彼女はわれわれにとって一番いい幹部で、私たち村人のことをいつも考えているから」と語ってくれました。

 大学生が農村に就職することは農村に知識や活力を与えているほか、農民に利益をもたらしました。現在、中国各地は優遇措置を出し、より多くの学生が農村に就職することを働きかけています。北京では、2006年に、「大学生の農村就職」キャンペーンを行い、これからの3年間で、郊外の4千あまりの村で、それぞれ大学生が村の管理職につくことを目標としています。農村での就職の条件が絶えずに整備されるとともに、これから、ますます多くの大学生は農村で就職するようになるでしょう。

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