1992年から徒歩で世界を歩き、環境保護を宣伝して来たコールマンさんは、このために殆どの貯金を使いきりましたが、人々の環境保護意識の向上に繋がれば、ずっと頑張っていきたいと意気込んでいます。
コールマンさんは今回、北京?ソウルー東京の旅の真っ先に北京に来ました。4月22日の「地球の日」までに、アジアのこの三都市をまわり、環境を保護し、地球を愛するよう呼びかけるものです。この中でも北京の旅に特別な意義があるとコールマンさんは次のように言いました。「北京は緑のオリンピックという計画を立てているそうですが、北京の市民と一緒にこの計画のために力を払いたい」
「今回はまず、環境保護のアピールです。4月22日の『地球の日』のため、さらに北京の『緑のオリンピック』計画を促すためです。この計画に私が加わればと考えています」
1月15日に北京に着いてから徒歩で北京郊外を歩き回りました。北京では植樹造林が重要視され、オリンピックに備えた工事建設の中で省エネとクリーンな建築資材が使用されていることは、コールマンさんに深い印象を残しました。中国は多数の国々と同じように環境汚染の問題に直面していますが、汚染を抑えることに対し、積極的な姿勢を示しており、環境問題を非常に重視していることがよく分かったということです。中国は環境保護の面で世界的に進んだ国となり、そして、北京で必ず環境にやさしいオリンピックが開かれると、コールマンさんは言いました。
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