四川省成都市の一航成都飛機工業集団公司は、時速最高500キロの試作リニアモーターカー「海豚」の試運転を、2006年7月に上海の試験路線で行うことを明らかにした。車両は完全独自開発で、関連の知的財産権はすべて中国に属する。中国新聞網が伝えた。
各界の注目を集める「海豚」の部品製造プロジェクトは05年9月29日、国のハイテク計画「863計画」の一部として、同社工場でスタートした。開発中の車両は時速500キロで、定員は90人の予定。
一航成都飛機工業集団は、中国屈指の航空機製造企業。現在のところ中国でリニア交通の分野に進出した唯一の航空機製造企業。今回のリニアモーターカーの部品開発と生産は、自社で調達した資金を投じて進められている。(編集CS)
「人民網日本語版」
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