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中国政府、少数民族の経済・社会発展を重視
   2005-06-02 10:38:52    cri

    5月27日、少数民族活動会議が6年ぶりに北京で開催されました。今回の会議は、中国の一人当たりのGDPが1000ドルの大台を突破したことを背景とし開かれたもので、全国各地からの各民族の代表が一堂に集まり、各民族の共同繁栄、共同発展について話し合いました。

少数民族活動会議会場

会場に向かう新疆各民族の代表

<中国少数民族の現状>

2000年に行なわれた全国人口調査では、中国の総人口は12億9533万人に達し、この内、漢族は91.6%で、少数民族は8.41%(1億643万人)をそれぞれ占めていることが明らかにされました。 

 これらの少数民族人口の中には、かなりの人が辺境や僻地に分布し、しかもその面積が極めて広いです。960万平方キロメートルある中国の国土面積において、少数民族自治エリアが全体の64%も占めています。

統計によりますと、2003年末に、中国では貧困人口(一人当たりの年間純収入が637元以下で、基本的な衣食住の問題がまだ解決されていない人)が2900万人いるが、この中の45%が少数民族が占めています。また、中国政府から重点扶助対象に指定された貧困県の中、同じくその45%が少数民族自治県です。これらのところは、辺鄙なところにあり、そして、厳しい自然環境に位置して、インフラを整備するには資金だけでなく、たいへん労力も伴っていることが特徴的です。

 ちなみに、1978年、つまり、改革開放が実施される前まで、中国には衣食住の保障されていない貧困人口は2億5000万人で、総人口の3割を占めていました。それが、30年未満で、貧困人口が2900万人に減り、総人口の3%に抑えられることができました。とりわけ、過ぎ去った2004年には290万人の貧困人口の衣食住問題が解決され、年間平均でみますと、過去において最高の記録でした。国がこれに対する支出も、1600億元になり、過去最高となっています。

<中国政府の取り組み>

このような発展の不均衡の状態が、中国政府から高度に重視され、改革開放で勝ち取った成果を全国各地、各民族の人々に万篇なく享受させるため、様々な努力をしてきました。

 中でも、1998年、「興辺富民行動」、つまり、国境線に近い辺境地区を振興させ、辺境地区の人々の生活を豊かにするという目的のプロジェクトが提案され、2000年正式に発足されて以来、四年間で数多くの成果をあげ、人々の評価を受けています。その対象エリアは極めて広く、国土面積にして190万平方キロ、人口にして2100万余りに達しています。

 この「興辺富民行動」(こうへん、ふみん、こうどう)は辺境地区のインフラ整備や、地元の経済成長メカニズムの確立及び自ら発展する能力を整えること、それから人々の生活レベルの改善を一番の議題としています。その具体的な内容には、人々の衣食問題の改善を中心とする貧困脱却、水、電気、道路、通信の敷設を中心としたインフラ整備、新しい経済成長のスポットや特色のある経済の形成を目的とする産業構造調整、周辺地域との協力や海外との貿易発展の加速、九年制義務教育の普及、青年及び壮年層の非識字者の一掃、先進的な科学技術の広め、少数民族文化の繁盛を旨とする文化施設の建設、耕地をやめ、それを林地に取り戻すことを重点とする生態環境整備などが含めれています。 

 一例を挙げますと、雲南省徳宏ダイ族ジンポ族自治州のドアン族自治郷では、「興辺富民」プロジェクトの資金を利用して、村民のために、バナナ、栗、ヤマモモ、みかん、カフェなどの経済効果の高い果樹園基地を建設したほか、農民に無料で子豚を提供する政策を実施しました。豚が一年ぐらいで大きくなるので、農民の増収に良い効果を挙げています。

 このほか、例えば、一対一の援助も実施されています。つまり、東部などの経済の比較的発達した省、もしくは経済効果の大企業が、立ち遅れた地域と一対一の援助関係を結びさせるやり方です。このようなやり方も、例えば、チベットなどでたいへん良い効果を果たし、インフラ施設の完備や、人々の生活改善に大きな役割を果たしています。

 もちろん、これだけでなく、国の西部大開発の政策も引き続き継続され、昨年、西部地域への資金投入が大幅に増えました。例えば、新疆のイリカザフ族自治州を例に挙げますと、州長の話しによれば、昨年一年間、国の注入した財政資金援助だけでも、過去40年の合計を超えたとのことだそうです。そのため、空港や道路の建設や、街の風貌に大きく変化が現れたそうです。

 また、全国人民代表大会の甘粛省代表、トンシャン族の穆涛さんは「確かに、私たちはまだ遅れている。沿岸部との格差はまだ大きい。しかし、東部が走って発展しているのと同じように、私たちも走っているのです」と語りました。

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