非流通株の改革とは、上場企業の株式が国有株・法人株、つまり売買できない非流通株と、一般の株つまり、売買可能な流通株に分かれている現行制度に対する改革です。
中国証券監督委員会および、上海と深センの証券取引所がこのほど明らかにしたところによりますと、三一重工業、紫江企業、清華同方、金牛エネルギーの4社はこの改革のテスト企業に決められました。これにしたがって、これら4社の株式は今月の9日に取引が停止しました。上海・深センの両証券取引所と中国証券登記結算有限責任公司が8日に発表したテスト事業の運営ガイドラインによりますと、テスト企業の取締役会は改革プランを決議し、決議から2日以内に、規定に従って公告を発表し、その翌日、株式取引を再開するとのことです。
この非流通株をめぐる改革は証券市場の長期的な発展にかかわっているため、これらのテスト会社の改革は大きく注目されています。
|