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中国の茶郷・思茅市について
   2005-05-17 14:21:14    cri

 思茅市は総面積4.5万平方キロ、雲南省内で面積の最も大きい市で、省都昆明から南へ約600キロほどのところにあり、有名な観光地・シーサンパンナと隣接しています。総人口255万人の中に、ハニ族、わー族、ラフ族、イ族、ダイ俗などの少数民族が約6割を占めています。

 思茅は、シーサンパンナと共に、世界の茶の原産地、世界最古の茶の木を植え、茶をつくり、茶を飲み、茶を売る地方として知られています。市内には、ギネスブックに掲載された樹齢2700年の野生茶樹があるほか、8万ムー(5000ヘクタール余)もの古代からの茶園があります。また、思茅市の古い茶の木には野生の木もあれば、人工栽培したものもあり、更に、両者の転換期にある古木も実証され、これは現在、世界唯一確認された転換期タイプの茶の木でもあります。

 思茅市は、古代から中国の最も重要な茶の産出地で、ここで取れたお茶は、北は都の北京、西はチベット、ネパール、南はミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムなどに運ばれ、そのための輸送道路が「茶馬古道」として知られています。

 思茅市は、今も中国で最も重要な茶の産地で、その茶園の総面積は66万ムー(44000ヘクタール)に達し、約半分の農家が茶の栽培と製造にかかわり、去年の茶の生産量は2.1万トンを超え、茶産業によるGDPは2.8億元に達しています。2年前の2003年5月、思茅は中国茶葉流通協会から「中国茶城」と命名されました。ちなみに、歴史上、たいへん有名な茶の集散地、「茶馬古道」の重鎮でもあるプーアルの町も思茅市内にあります。

 1993年、思茅市は初めてのプーアル茶祭を開催しました。それ以来、茶産業で地域振興を図る構想が確立されて、プーアル茶祭りも二年置きの行事として定着、今年ですでに第七回を迎えました。

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