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雲南省思茅市、「第七回プーアル茶祭り」開催
   2005-05-17 14:21:14    cri

<プーアル茶祭り概況>

 4月28日~30日、第七回中国プーアル茶祭が雲南省・思茅市で盛大に行われました。この祭りは、地元政府のほか、雲南省の農業庁、中国茶葉流通協会、中国国際茶文化研究会及び雲南省茶産業協会などの共同主催によるもので、その最大テーマは、思茅市の茶の故郷としてのイメージ作りです。祭り期間中、プーアル茶の歴史、文化、今をめぐり、盛りだくさんのイベントが開催されました。

●茶祖を祭る

   

 思茅市の各民族の市民1万人が参加し、その壮大な規模に圧倒されました。

主催者によると、「茶祖」とは、茶樹、茶の木の王と茶人、茶を飲む人の祖先が融合したもので、天、地、人の霊気が一体化した縁起のよい神様だそうです。

茶祖を祭る部分は、1)鳴り物入りでの道路の先導、2)茶祖を祭壇に迎える、3)茶祖を敬虔に祭る、4)茶を分け合うという四部分からなり、約一時間続きました。

式典の参加者には、思茅市管轄下の各少数民族自治県からの農家の方が多く、中には、これまで都会に一度も出かけたことのない人も数多くいました。これは政府主催のデモンストレーションとは言え、参加者たちの表情やその一挙手一投足から、その真剣さと神聖さが伝わります。

●プーアル茶を馬で北京に届ける

  

 120頭の馬(ロバ)からなるキャラバンが古代の茶馬古道の風景を再現する企画です。 5月1日、「茶馬古道」の重鎮、茶の有名な集散地であるプーアル県からスタート。目指すところは、4000キロ北にある首都・北京。予定では、5ヶ月後の9月末に到着することになっています。今の時代にしては、ほほえましいほど、のどかで、雄大な計画と言えましょう。

● 全国民族茶芸コンクール

 民族茶芸とは、各民族が茶を飲むことに関する風俗習慣や作法を言います。思茅市内を始め、隣接の貴州、広西からのチームがそれぞれの特色のある飲茶作法をステージで実演し、審査員に点数をつけてもらい、順番を競うコンクールです。

● 「プーアル茶10大傑出人士」の選定

 プーアル茶の普及に傑出した貢献をした人たちのことを言います。選定された10人の中には、茶の専門家、学者、及び業界関係者などが含まれています。ちなみに、このベスト10人の対象者は中国大陸のみならず、台湾、香港をはじめ、諸外国在住の人々も含まれています。

 このほかに、茶祭りの開催と同時に、銘茶のオークションや、プーアル茶の交易会、茶の品質の優劣を競う、闘う茶と書く「闘茶」とか、パレードや一連の民族色豊かな公演も開催されました。

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