10日間に亘った第58回WHO・世界保健総会は25日、ジュネーブで、閉幕しました。今回総会ではエイズ、SARS・新型肺炎、鳥インフルエンザ、マラリアなど人類の健康を著しく脅かす伝染病の抑制や全世界的な医療衛生面の突発事件などについて討議され、関連の決議が採択されました。
総会期間中、新しい「国際保健条例」が採択されました。また、総会はWHOと国際社会の十数年来の公共医療衛生分野における経験と教訓を総括し、全世界で突発性伝染病の越境蔓延に対応する新しいメカニズムと協調措置を制定し、伝染病に対する検疫と抑制を強調しました。
世界保健総会は192カ国の加盟国からなるWHOの最高権力機関で、毎年1回開かれます。今回の総会には各加盟国の代表2200人が参加しました。中国は高強衛生相が代表団を率いて総会に出席しました。
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