22日夜ブリュッセルで開かれたEU・欧州連合外相会議では、イギリスがEU財政予算で得ているリベート問題が各加盟国の討議の焦点の一つとなっています。
イギリスは1984年から、毎年EUの予算から一定のリベートを得ておます。多くのEU加盟国がこれについて、「イギリスは、現在他の加盟国より豊かになり、引き続きEUからリベートを得ることは不公平である」との見解を打ち出しました。
一方、イギリスは、「引き続きリベートを得ることは公平なことである。なぜなら、イギリスはその他の加盟国とくらべてEUから得る農業手当てや地域発展手当てはいずれも非常に少ないからだ。したがって、ルベーとの継続は一種の補償である」との考えを示しました。
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