中国国家環境保護総局自然生態局の万本太局長は19日、北京で「中国では、生物の多様化はすでに効果的に保護され、民衆の生物多様化保護意識も著しく向上した」と述べました。

　これは、万本太局長が記者会見で、中国の生物多様化の状況について述べたものです。万本太局長はその際「中国は世界で生物種類の最も豊かな国の一つであり、植物と動物の種類は世界のトップを占めている。中国は1992年に「生物多様性条約」に加入してから、一連の生物多様性保護措置を講じた。去年の末まで、中国ではすでに2200ヵ所の自然保護区が設けられ、その面積は国土面積の6分の一を占めている。これと同時に、中国は国際機関との協力を積極的に行い、保護技術と資金を導入し、生物多様性保護の能力を向上した」と語りました。