エイズワクチン研究のボランティア被験者6人が14日、中国南部の広西チワン族自治区の中心都市南寧市でエイズ連合ワクチンの接種を受けました。これは、中国で初めてのエイズワクチンの臨床研究が応用段階に入ったことを示しています。
紹介によりますと、この6人のボランティアが今回接種するワクチンは2種類で、これから3ヵ月のうちあわせて4回の注射を受けることになります。今回のワクチン開発研究はエイズワクチン臨床研究における極めて重要な一環であり、今年年末に系統的、科学的な統計データとして報告される予定です。
なお、中国が自主的に研究開発しているエイズワクチンは、広西チワン族自治区の南寧市で臨床研究に投入されてから、これまでこのワクチンを接種したボランティアはすでに30人を超えていますが、これらのボランティアにはいずれも副作用が現れていないということです。
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