レバノンのヒズボラ(神の党)武装勢力が13日レバノン南部サバア農場に駐留しているイスラエルの軍隊と交戦しました。
ヒズボラ武装勢力は13日の夜、サバア農業のイスラエル軍の陣地を襲撃しました。その後イスラエル軍は反撃を加え、サバア農場の周辺地区を爆撃すると共に、ヘリコプターを出動させ、レバノン国境地帯の一部の地区を空爆しました。
レバノンのハムド外相は、「イスラエルは、レバノン南部を侵犯したことにより、地区の緊迫した情勢がエスかレートする行為に責任を負うべきである」と述べました。
アナン国連事務総長も、関係方面が自制の態度を保ち、衝突のエスカレートを避けるよう要求しました。
レバノン議会選挙が延期されるという見解に対して、レバノンのミガティ首相は、13日、「レバノン議会選挙は2000年選挙法に基づき予定通り5月29日から6月19日までの期間で行われる」と重ねて明らかにしました。
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