ロシアのプーチン大統領は9日モスクワで、ロシアの大祖国防衛戦争勝利60周年記念式典に参加する日本の小泉純一郎首相と会い、双方は両国関係やともに関心を持つ国際問題について意見を交換しました。
ロシアのタス通信社が伝えたところによりますと、プーチン大統領は会見の中で「日本はロシアにとって伝統的なパートナーと隣国である。現在、両国の年間貿易額は90億ドルを超えており、ロシア側は双方の経済貿易関係の発展に満足している」と述べました。
これに対し、小泉首相は「今年は日露国交樹立150年に当たる。日本は4月に祝賀イベントを行った」と述べ、プーチン大統領がイベントに祝賀書のメッセージを送ったことに感謝の意を示しました。 会見後、ロシアのプリホドコ大統領補佐は記者会見し、「双方は会見の中で朝鮮半島核問題について引き続き六ヶ国協議を行う問題で一致した」と述べました。
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