宋楚瑜主席を始めとする台湾親民党大陸訪問団の一行は5日から大陸を訪問することになっています。これに先立って、宋楚瑜主席は4日、台北での記者会見で「今回の訪問は両岸の中国人が手を携えて、協力することを積極的に推進していくことを希望している」と表明しました。
宋楚瑜主席は、一つの中国を堅持し、『9月2日の共通認識』及び台湾独立に反対する立場を堅持すると表明し、更に、今回の訪問が、台湾海峡の安定にプラスとなり、国民党の連戦主席の大陸訪問についで、台湾島内の民意を一段と凝結し、大陸側とより具体的な共通認識で合意に達することを希望しました。
宋楚瑜主席の一行は中国共産党中央の胡錦涛総書記の招きに応じて大陸を訪問するもので、大陸滞在中、西安や南京、上海、長沙、北京の5つの都市を訪問することになっています。訪問期間中、胡錦涛総書記ら中国共産党中央の指導者は一行と会見し、宋楚瑜主席と正式に会談することになっています。
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