アメリカの作家タニエル・バロンブラント氏は、このほど、ニューヨーク大学映画学院での記者会見で、日本軍国主義による中国人に対する細菌戦争の罪悪行為を暴露した新書を紹介しました。
この新書は、大量のデータと新しく発見された証拠を基に、旧日本軍731部隊が中国東北地区で実施した細菌戦争の歴史的背景、いきさつ及び恐ろしい結果などを詳しく描いていますが、評論家は、これは「人類歴史上最も恐ろしい1ページを明るみにした」としています。
この新書について、バロンブラトン氏は、「旧日本軍731部隊の細菌戦争の歴史を研究する前は、自分も多くのアメリカ人と同様、日本軍が中国で犯した罪悪行為をぜんぜん知らなかった。これら世間をぞっとさせる罪悪行為に関するこれまでの記載はかなり曖昧なものだったので、私は独立して研究に踏み切った。そして大量の歴史文献を調べたほか、細菌戦争による中国人被害者と生存しているアメリカ軍捕虜などを尋ね、データを集めた」と話しています。
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