中国大陸を訪問中の中国国民党の連戦主席は29日午前、北京大学で講演を行い、「海峡両岸は平和を堅持してゆき、共栄を求めるため努力していくべきだ」と強調しました。
連戦主席はその際、「歴史の潮流と民意の励ましのもとに私はこの考えを打出した。人民を優先し、幸せを優先することは海峡両岸人民が共に支持する方向であり、人民は海峡両岸の対峙、対抗と対立をこれ以上目の当たりにしたくはなく、海峡両岸の間の対話、和解と協力を望んでいる。台湾には歩む道をあやまらないでこそ、活路というものがあり、"台湾独立"勢力の所謂"制憲"、"非中国化"と独断的な"台湾独立"のタイムテーブルによって、人民の幸せの基盤を打ち壊されるようなことがあってはならない」と述べました。
連戦主席はまた、「今日の海峡両岸情勢の下で、両岸は安定を維持し、小異を残して大同を求め、善意を以って原動力を蓄え、真新しい未来を切り開くべきだ」と強調したあと、協力を強め、平和という枠組みの下で、互恵と共栄を求め、経済を発展させ人民の生活レベルの向上に尽力していくよう海峡両岸に呼びかけました。
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