中国全国政治協商会議の賈慶林議長は28日午後北京で、中国国民党の連戦主席を始めとする中国国民党大陸訪問団の一行と会見しました。
まず、賈慶林議長は連戦主席の北京訪問に歓迎の意を示し、「国民党と共産党両党は、台湾海峡の平和と安定を求め、両岸関係の発展を促進するため、両党間の交流と対話を始めた。これは、重要な歴史的な意義を持っている」と述べました。
これに対し、連戦主席は「台北と北京の間の距離はそんなに遠くはないが、来るのは容易ではない。私個人として言えば、60年ぶりにまた大陸に来ることが出来て、とても嬉しく思っている。多くのことを見たいだが、大陸に来て、大陸の発展をこの目で見ることが出来た」と表明しました。
また、当日の午後、中国共産党中央台湾事務弁公室の陳雲林主任は、連戦主席に随行して北京を訪れた中国国民党の林豊正秘書長と事務会談を行い、中国共産党中央の胡錦涛総書記と中国国民党の連戦主席の会見に関する関連事項及び両党の今後の交流に関するメカニズムの確立について意見を交換しました。
中国共産党中央の胡錦涛総書記は29日の午後北京で中国国民党の連戦主席と会見することになっています。
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