中国共産党中央政治局委員でもある中国共産党北京市委員会の劉淇書記は28日北京で、中国国民党の連戦主席を始めとする中国国民党大陸訪問団の一行と会見しました。

　劉淇書記は、連戦主席の訪問に歓迎の意を表し、「連戦主席が今回代表団を率いて大陸を訪問することは、国民党と共産党両党の交流と対話の重要な発展である。これは、両党の関係を促進し、両党の協力を拡大する面で積極的な推進の役割を果たすだろう」と述べた後、「最大な力を払って、北京と台湾の間の交流や協力を促進し、相互間の理解を深め、共通の認識を増やし、台湾同胞の北京での発展のためにもっと良好な環境を作り、両岸同胞の共通の幸せのために貢献していきたい」と表明しました。

　連戦主席は当日の午前北京入りしたものです。空港では、連戦主席は、マスコミに、「両岸関係は両岸人民が共に関心を持つ問題で、和解対話の過程で、平和的な共栄の未来を構築することは、両岸人民の共同の願いである」と示しました。

　連戦主席は、中国共産党中央と中国共産党中央の胡錦涛総書記の招きで、26日大陸を訪れたもので、中国国民党主席が大陸を訪問するのは、中国の内戦終結後50数年来の初めてのことです。