コロンビアのウリベ大統領は27日首都のボゴタでコロンビア訪問中のアメリカのライス国務長官と会見しました。双方は、麻薬とテロ取締りの分野で引き続き協力を強めていきたいと表明しました。
ライス国務長官は、その際、「両国が5年前に始めた合同の麻薬とテロの取締り活動を続けるため、今年アメリカはコロンビア政府に6億ドルの資金を追加する」と述べました。
ライス国務長官は、コロンビア政府が社会の治安状況を回復し、社会の安定を維持する面で払った努力を評価し、また、コロンビア政府が右翼準軍事組織のメンバー5000人の武装を解除したことを高く評価しました。
ライス国務長官は、両国の自由貿易協定の交渉、コロンビアで拉致されたアメリカ人質の救出、コロンビアと隣国の関係などの問題について、ウリベ大統領と意見交換を行いました。
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